qsokuの日記

役立ちそうなこと、楽しいこと、気になったこととか書いてます。

人間は皆、お尻が大きい。腰痛、痔にも骨盤底筋って、大事。

おはようございます。

 

腰痛の人の特徴をみてて気づいたんです。

尻の力が抜けてるなって。

 

お尻が大きい人間 

人間って他の動物と比べると、お尻の比率が大きいって知ってました?

私は、整体家になるまで考えたこともありませんでした。

 

二足歩行の人間のお尻が大きいってことは、お尻の筋肉は、

二本足で立つ時、二本足で動くときにたくさん使うからだと知りました。

 

骨盤底筋群

解剖学の本とか見てて思うんです。

人間の体って、どこか無理してる。と。

5kg以上ある頭を一番上にのせて、細い首で支えて、二本の足で立つ。

立った時のバランス感覚が無くなってくると、すぐに体の具合も悪くするような作り。

そして、直立した時に肛門の上に内臓がある。

そりゃイボ痔になるわな。と、思っちゃうんです。

右側の大腸なんて、重力に逆らって内容物を上にあげてくわけでしょ?

そりゃ便秘になるって。と、思っちゃうんです。

本来の体の使い方・・

緊張するべきところに力が入って、緩んだ方がいいところは力が抜けている

状態が変わってバランスが崩れると体調が悪くなってきます。

いい姿勢は、無駄に力を必要としないので長時間楽でいられるのですが、

全身の力が抜けているわけでは無く、軽~く姿勢を維持する力は使います。

で、この姿勢を維持するのに要になる筋肉が骨盤底筋群なのです。

 

この骨盤底筋群に程よく緊張があれば、構造的に肛門の上に内臓があっても

問題が起きにくいのです。

骨盤底筋群の一つに肛門括約筋があります。肛門を締めると臀筋(お尻の筋肉)と

腹筋も程よく緊張して天然のコルセットを作ります。

その腹筋で作られた圧が内臓の下垂を予防して

腰にかかる負担を減らし、体の軸を垂直に立てるための背中の筋肉が働きやすく

なるためいい姿勢が楽にできるようになります。

 

そうなると、人間の体は良くできてるんだなぁ~神様すげー!

と、感動します。

 

反り腰、内股の多くの人は、肛門の締りが無くなって腰痛になっています。

受け腰でお尻の筋肉が縮みきってるがに股のおじいちゃんも、

筋肉が働きにくい状態だから締りが無くなっているかもしれません。

 

締めると言ってもしなやかさのある状態です。カチカチに力を入れるのとは違います。

腹筋も程よく軽~く緊張した状態がいいので、カチカチに固まって動かないのとは

違います。しなやかさが大切です。呼吸の度に動くくらいに!

 

丁度良い加減

と、言われても、どうしたらその加減ができるのか?

難しいですよね。肛門を締めることに意識をしながら日常を過ごすことなんて

ちょっと無理。

 

で、試してほしいのが、

口をすぼめて、肛門を締めた場合と、口をぼけ~っと開いて、肛門を締めた場合、

どちらが締めやすいですか?

口をすぼめた方が締めやすかったと思います。

人間の体の不思議で、同じような形、働きをする筋肉は緊張しあったり

緩みあったりするのです。

 

なので、骨盤底筋群に程よい緊張を作るには、口を閉じるといいのです。

 

私は以前、武術の練習で腹圧が高い方が技の極まりがいいなと感じ、

普段から腹圧をかけていました。

 

・・・イボ痔になりました。

 

痛いです。肛門の力が抜けるとなにか出てくるのです。

いろいろ調べてみたら、血行不良が原因とわかりました。

肛門に力があれば、腹圧で下がってきた血を押し戻すことができるんですが、

そのころ締りのない状態だったので自分でイボ痔の状態を作ってしまいました。

 

で、それから肛門を締める生活がはじまるのですが、なかなか身につきません。

力の入れ加減もわからず、変なとこがつりそうになります。

 

それで気が付いたのが、口を締める方法でした。

普段は、口を締めることに少し意識を向けます。

ぼーっと口を空けないようにする程度です。

 

 

病院へ行く時間も作れそうになかったので、ボラギノールを塗って、

口を締めて生活をするようになりました。

数週間もしないうちに(正確な日数は忘れました)イボ痔の症状は消えていました。

 

それ以来、再発もしていません。

 

重い荷物を持つ時などは、口をすぼめて口から息を吐くようにします。

この時は少し肛門を締めるようにも意識します。

多少重い荷物を持っても腰が重くなったり痛くなることが無くなりました。

 

勉強していても自分に活かしていなかった

産後のママさんたちのケアもしています。

そのために、骨盤底筋群のことは学んでいました。

自分がイボ痔になる前に。。

そうなるまで、自分にちゃんと活かせていなかった。学んだことが。

残念でしたが、先に学んでいたのですぐに解決方法もわかり活かすことが

できたので結果良かったです。

それから、学ぶ姿勢も変わりました。

知識だけでは無く、感覚を自分の体にインストールするような感じです。

できたつもりになるのが一番もったいないですね。

反省しながら、勉強します。

 

特に、産後のママさん。ダイエットをしている人には読んで欲しい。

参考になる一冊。

 

骨盤力 フランクリンメソッド

骨盤力 フランクリンメソッド