qsokuの日記

役立ちそうなこと、楽しいこと、気になったこととか書いてます。

プロなら不思議と思うことは勉強不足と思え

こんにちは。

 

私の施術は不思議がられます。

頭痛持ちで鼻炎がある方の施術をしたときのこと。

・ほほ骨の関節(目の下辺り)に押して痛みがあります

・同じ側の股関節を開くと痛いです

・同じ側の足の親指を反らしたり曲げたりすると痛みがあります

・足首から足の指までの間の骨(足根骨)の動きが悪い感じがあります

 

これらのことが別々でおきたことと考えることもできますが、

体に流れているストーリーを読んでいくとその限りではありません。

 

体に流れているストーリーの元は、日常生活、癖や昔のケガ、考え方や思い方などです。

 

周りの情報を入れずに考えたい、周りに影響されたくないなど、心を閉じたいときって胸の前で腕を組みます。

人の多い場所で座っていてアイデンティティを守りたいときは脚を組みたくなります。

骨盤が~なんて話もありますが、心の状態が姿勢にも表れるわけです。

同じ姿勢が多ければ、それに使う筋肉は縮みやすくなり、骨の位置もほんの少しだけズレます。

考え方や思い方が姿勢の特徴として表れるんですね。

 

そして、一番影響している場所を特定します。そこを施術すれば他も良くなります。

この方の場合、足根骨の動きを良くするのが効率がいい施術になると感じたので、

足根骨を施術しました。

 

すると、親指も痛くなくなり、股関節の開いた時の痛みも無くなり、ほほ骨の関節の押した痛みも無くなり、鼻の通りがよくなりました。

重かった頭も軽くなりました。

頭痛持ちなので、背中と首、頭蓋骨も施術しましたが、足根骨の施術を先に行うことでそれ以降の施術では体の変化が速く、短い時間で頭がすっきりして鼻の通りが良くなりました。

 

ふしぎぃ~!というので、そうですねぇ~と答えました。

 

 

昔むかし、幼いころにお腹が痛くなると私の父が腕や脚を押してお腹の痛いのを治してくれました。

 

父は治療家ではありません。が、父本人が子供の頃病弱で鍼灸師の先生に治療を受けていて興味が出たのでしょう、自分でも研究して治し方を見つけていったようです。

 

ただ、加減を知らないというか、父の治療は押されたところに激痛が走ります。

 

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北斗の拳ケンシロウが敵の秘孔を突いて電気のようなものが走るのと同じように、自分の体にも走り抜けたのを思い出します。

体が爆発しなくてよかったです。

 

お腹の痛いのは無くなりました。

子供のころからこんな経験ができていたので、

お腹が痛いときは腕のここを押すといい脚のここを押すといい

と、なんの不思議も感じずに、そういうものだと思っていました。

 

(食あたりでお腹が痛くなった時は出してしまった方がいいですから、そういう時はトイレが先です。何でもかんでもツボ押せばいいってもんではありません。)

 

父のやっていたことは、経絡、経穴を使って体の働きのバランスを整える療法です。

鍼も灸も使わず押圧で結果を出してくれました。

治療家では無いので、家族以外には行いません。

激痛なので母も姉も嫌がるので、ほぼ私しか受けていませんが、その日のうちに不調が無くなる治療法はすごいです。

 

私の行う方法は気の流れやエネルギーの流れ自体を追うものではありません。

ハッキリ見えないし、個人差は大きいし不確かなものとして感じられるので基準にできなかったのです。

なので、筋肉と骨に焦点を当てています。

だからと言って、経絡などのつながりが全く関係ないとは考えていません。

 

体の発生目的を考えると、

食べること(動物と植物の差は脳があるかどうかでは無く腸があるかどうかです)をいかに効率よく行うかということになります。

最初は腸から生まれます。そこには入口兼出口があります。

効率よく食べたいから口の周りに神経が増えていきます。これが脳の始まりです。

食べて消化するために体が出来上がっていきます。

 

この、一つの目的のために作られたのだから、顔も股関節も足もエネルギーの流れも同じ目的のために作られていてお互いに影響し合っているわけです。

 

こういう考えをもって人の体に向き合わないと、効率の良い施術はできません。

 

不思議と思っても、必ずそうなるための理由があります。

プロならば、その理由を学ぶ必要があります。

誰も教えてくれないなら自分で考えること。

答えは体の中にすでにある。

そう思って学べば多くのことを吸収できます。

 

どの道も、プロじゃないなら不思議ぃ~と楽しんじゃえばいい。

 

プロならば突き抜けた考え方も、時には必要です。

 

長文読んでいただき ありがとうございます

膝痛の人がやりがちで、やってはいけない動かす時の癖

こんばんは。

 

膝痛で辛い思いをしている人を施術することがあります。

体の状態は

・太ももの筋肉が硬くなっていることが多いです。

・足首が柔らか過ぎか硬すぎる印象を受けることが多いです。

・股関節が痛くなることがある。という人が多いです。

・左右の脚、足で緊張部位(押して痛い筋肉)に大きな差があることが多いです。

 

なんで、そういう状態になるのかなぁと観察すると、が見えてきます。

 

歩いた時のバランスのとり方が左右で違う人が多いです。

 例えば、右足に体重が乗った時は腰が右に動くのに対し、

 左足に体重が乗った時は腰が動かない。そんな感じです。

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この場合左膝を痛くすることが多いです。

膝の痛くなる人がやりがちな歩くときの癖です。

絵で示した右足を前に出した時の腰のように、

出した足側に腰が動くのがいいです。

(もし、あなたが能の歩きをマスターしたいなら話が違うくなりますが)

 

膝を曲げた時、足のつま先の向きと、膝の向きが揃わない

 (つま先が外を向いて、膝が内を向いてしまう。

女性に膝痛が多い要因の一つだと思います)

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この絵は、膝痛の人がやりがちな膝を曲げた姿勢です。

膝痛にならないためには、

つま先に合わせて膝を外に向けるか

膝に合わせてつま先を内に向けて

膝を曲げた時膝とつま先の向きを合わせることが大切です。

膝とつま先の向きが合うように膝を曲げると膝の負担が軽減します。

 

多少の膝痛の人であれば、こういう癖に注意していれば・・・体に元気があれば・・

自然と体本来の力が発揮されて治っていくでしょう。

 

曲げた時に膝とつま先の向きが違うと、膝の関節が捻じれてしまいます。

問題が起きるのは、この姿勢から膝を伸ばす時です。

女性バスケットや、バレーボールなど、

競技の中でジャンプする人特に

ジャンプするのに踏み込む

ジャンプして着地する

は、注意してください。

膝を伸ばす時にブツッといかないように膝とつま先の向きに注意してください。

 

男性にもこういう膝を曲げる時の癖がある人もいます。

 

歩くときの動きや膝を曲げる時などの癖が無いか確認してみてください。

 

長文読んでいただき ありがとうございます

体の元気がなくなる歪みについて考えてみましょう

こんばんは。

 

体の調子を崩してしまう人には、調子を崩してしまう癖があります。

癖なものだから自分では意識していません。意識していないから厄介なんですね。

無意識にやっている癖が体を歪めてしまいます。

仕事柄、体が「なぜ」歪むか?をよく考えています。

重力・地球の自転の影響、テレビの位置、寝る時の姿勢までさまざまな「なぜ」の

答えがありますが、そもそも体が元気だったら調子のいい状態に自然と戻ります。

となると、体の元気が無くなる原因ってなんだろう?が、わかれば解決しそうです。

そこで原因を考えていましたが、これといった答えが出ませんでした。

なんで答えが出せないんだ?と何年も前から考えていました。

 

質問が悪かったのです。

原因の前に、体の元気がどういうことかハッキリわかっていなかったのです。

「体の元気」の定義をハッキリしておかないと、

それが無くなる原因にたどり着けません。

では、体の元気はどういう状態で出ているのか?

 

整体をやっているので、正體(せいたい・ただしい体)にするのを目標に施術します。

正體になれば、体から元気が出てきます。

でも、正體だけが僕の探している答えではありません。

施術をして体を正體に近づけても、

・数日で戻ってしまうことがある。

・一度で良くなる人にも、セルフケアのアドバイスを行う人と行わない人がいる。

・歪んでいるのに調子がよくなる人もいる。

確実に、正體になれば元気は出てきますが、多少歪んでいても体が順応していて

調子を崩すことなく元気に過ごしている人もいます。

体には多少の歪みでは健康を崩さないような許容範囲があって個人差が大きいのです。

なので、正體だけが答えではないのです。

 

正體の状態がなぜ健康にいいかと言えば、

・血行が良い

・神経を圧迫されることが無い

・筋肉の緊張が適切に保たれる

という条件を満たしやすい状態だからです。

 

この条件を追えば答えが見えてきそうです。

 

正體になり構造(筋骨格)が整っていれば機能がしっかりと働くわけです。

多少歪んでも元気に調子がいいということは、その歪みの中でも機能が働いてくれる

ということです。その人の基準内で正體になっているともいえます。

 

そして歪みが体調を崩してしまう時は、血行不良が考えられます。

神経が圧迫されるほどの歪みでは、必ず近くの血管も圧迫されますし、その神経が

支配している筋肉と影響を受ける別の筋肉も緊張が抜けなくなります。

筋肉が緊張すれば血管が圧迫されてしまい、神経の働きも筋肉の働きも落とします。

悪循環が生まれます。

と、なればどんな時も神経が圧迫されず、筋肉が緊張しないでいれば元気なわけです。

が、そんなことはできません。

なので、考えられることは筋肉が緊張してもすぐに緩めることができれば血行もさほど

悪くせずに済みます。

 

歪みは、無意識に行う「姿勢」「動き」によって刻まれていきます。

筋肉の性質で、15分以上同じ姿勢をしているとそれが楽な姿勢だと感じるように

なります。たとえ歪んでいても!

でも、すぐに体の元気が失われるわけでは無いんです。

体に元気があればその楽な姿勢も、歪んでいるならどこかしびれたりしたら

違う姿勢に変えて自然ともとの正體に戻そうとします。

伸びをしたくなったり脚を組んだりするのがいい例です。

そうなると、姿勢では無く「動き」に原因がありそうです。

 

昔はよく筋トレをしていました。正しいフォームもよくわからないままトレーニン

して、よくわからないけどストレッチして、思いもよらないところに筋肉がついたり

していました。

20年も前の話ですが。

筋トレしていると、負荷をかけていることが大切でストレッチが大切に思えなくなる

ことがあります。そしてストレッチをサボると思った以上の筋肉痛が起きたり、

間違えたフォームでやっているので頭痛になったりもしていました。

 

ストレッチを真面目に行わずに、腹筋を鍛えすぎると猫背になりやすくなります。

反復運動は体を歪めてしまう大きな要因になりますね。

 

ストレッチは大切だなぁなんて思いながら続けていました。数年前まで。

最近では、武術の体の使い方を取り入れているので筋トレのようなトレーニングは

していません。

武術の体の使い方は、どこか一か所を強めることがないんです。

例えば、腕の筋トレで追い込んでしまうと、必ず力の強い先輩には技がかからなく

なります。

腕の筋肉に力がこもってしまって、力が出せないんです。

ぐっと力が入ってしまい関節が固まってしまうのです。

これだと、武術の技を出す時に都合が悪いんですね。

技の時は動き続けているわけですから、止まれば技は死んでしまいます。

実践だったら自分が死んでしまいます。

緊張する状況でぐっと力を込めずに、動くとなると感覚的に脱力を意識します。

こちらが力を込めずに力を抜けば、力が出ていき力を出すことになる。

言葉遊びのようですが、実際に技の切れが変わります。

そして、この動かす時の脱力という感覚

・・・実際には必要最小限の力は入れてます・・・

がわかってからです。自分自身を正體にするのが簡単になったのが。

それまでは、体に不調を感じるまで自分の体の歪みにも鈍感で、それを直すのに

いくつものストレッチを行っていました。

(僕のホームページにストレッチはたくさん紹介してあります)

体の歪みに鈍感になってしまうのは(整体やってるのに)筋肉の緊張が当たり前に

なってしまうからだったんです。

筋トレならば、どこの筋肉を追い込んでいるかがわかるので対処の場所もわかりやすい

のですが、日常生活の動きは全て意識して行っているわけではありません。

仕事ともなると、同じ動きをひたすら反復していくわけです。

と、いうと日常動作に武術的な体の使い方を取り入れてみればいいかもしれません。

反復の動作で体は歪むということは想像できますが、必ず歪むわけでは無いはずです。

 

実際、秋口まで工場の夜勤でしばらくの間働きました。

(昼間は整体をやっているので寝不足になり風邪をこじらせ肺炎になって

辞めました。。はどうでもいい話ですが)

工場ではとにかく数を上げなければなりません。会社にもよりますが、

私が担当したところでは一日に7000個~10000個の部品を生産します。

半自動でしたが、7000回以上同じ動きを繰り返すわけです。

実験するにはうってつけでした。

立ち仕事で同じ動きを繰り返す。右に置いた素材を前の設備にセットする。

出来上がった製品は自動で払い出し。

右手で素材をとって、左手に持ちかえる時セットする向きに直して左手でセットする。

同じ方向だけの動き。歪むわぁ~。普通にやってたら。

極力脱力。重心。足の裏の感覚。肩甲骨。頭の位置を意識してなるべく疲れない体の

位置を探しながら行いました。

自分に最適なポジションを見つけるまでに一週間近くかかりましたが、脱力を意識

しながら作業をしていたお蔭で歪みらしい歪みは残らずに毎日快適に過ごしました。

明け方は眠くなりましたが、朝日が昇ると目も冴えて元気が復活しました。

睡眠時間の少ないときは30分の睡眠で昼間の仕事をして、

夜勤の前に30分睡眠をするだけの時もありました。

それでも、体からは元気が出てきて仕事中は体がよく動きました。

自分に合った適切なポジショニングと、作業中の脱力を意識した動きで、

仕事が終われば、体は正體に戻りました。

最初の頃は疲れがたまりましたが、体を伸ばしたくなるので自然とストレッチをする

べきところもわかりました。このストレッチで、歪みが癖づかず元気が保てました。

 

お~。同じ動きの反復動作でも、脱力を意識して筋肉に緊張を残さないように動ければ

体に歪みが癖づかないぞ♪♪

 

体を動かすとは、筋肉の緊張です。日常動作であれば、ほぼ意識せずに動けますから

反復した動きになると無意識のうちに筋肉に緊張が残ってしまうのがよくわかりまし

た。

 

なので、意識して脱力を心掛けると必要なところにだけ力が入り他は緊張が抜けます。

無意識のうちに筋肉に緊張が入り続けることを防止できれば体は歪みません。

 

体が歪まなければ、体の元気は失われずに済みます。

 

でも、調子づいて短時間睡眠は良くありませんでした。

免疫力がガタ落ちです。

風邪をひいて・・・家族が風邪をひいてしまい辛そうだったので背中を施術してあげた

翌日から・・・いつもならビタミンドリンクに市販の風邪薬でケロッとよくなるところ

まったく変わらず、数日かけてどんどん悪くなりました。

それでも昼も夜も働いていたら、咳が止まらず立っているのも辛くなり、夜勤を

早退するほど状態は悪くなりました。

良くなる気配が全くないので病院で検査をしたら肺炎になってました。

 

オーバーワークで体調を崩してしまったら意味がありません。

・・・正體の無駄使いです。整体やってる身でありながら。

 

まぁ、前向きに捉えれば、かなり極限な状態でも正體ならば、いつもと変わらない

動きはできるとわかりました。

ただし、睡眠などの生きる上で外せない大切なことはしっかりしておくことが前提

です。当たり前ですが。

 

歪みによって元気は無くなります。

脱力を意識した動きによって、歪みは許容範囲内におさまり元気に過ごせました。

 

そして、睡眠や食事は健康にも正體にとっても大切です。

睡眠や食事をちゃんとすれば、正體がしっかり活かせます。

 

感覚を掴むのは難しいかもしれませんが、脱力を意識してみてください。

 

ちなみに、睡眠時間は5時間を切ると血液の浄化ができなくなるようなので、最低でも

睡眠時間は5時間以上とれるといいです。

 

本日も、超長文読んでいただきありがとうございます。

健康になる食べ物ってなんだろう

こんばんは。

 

現在出回っている小麦粉のほとんどは半世紀前と比べると栄養価が下がっているって

知りました。

増え続ける人口。収穫量の多い品種に改良。痩せていく土地。精製されすぎる工程。を

経て、純度の高い炭水化物となって出回っているのが小麦粉です。

 

おいしいです。雑味も無く。食物繊維と脂質は限りなく削ぎ落され、これまた精製され

過ぎている純白の砂糖やマーガリン、化学調味料と合わされてしまったら、満腹中枢も機能しないでいくらでも食べることができます。

 

少し疲れが溜まってくると、頭痛がしていたことがありますが、そのころ過労で

倒れてしまいました。食生活を見直し何が悪いのか調べて食生活を変えていきました。

菓子パンが主食のようになっていました。

忙しく、落ち着いて食事をする時間がとれなかったため車の運転をしながら食べれる

コンビニで買える菓子パンを主食のように毎日食べていました。

おいしかったなぁ~。

 

倒れた後、マーガリンはよろしくないのではと思い至り、ほとんど口にしないように

しました。

料理に使う油はエキストラバージンのオリーブオイルに変えました。

倒れた後、油を変えて徐々に体調も整ってきたときに、少し疲れたくらいじゃ

頭痛が起きてないことに気が付きました。

 

今の時代、ネットで調べればたくさん情報が出てきます。

古くなっている情報も、人気のサイトが今書けば、今の情報として扱われて

しまいます。

 

情報は誰が出しているか?スポンサーは誰か?どこにお金が流れていくか?

も一緒に考慮して扱わないと間違えたものを信じることになるので注意です。

 

なので、倒れてしまってからは知っていることを片っ端からやってみたわけです。

 

その中の一つで、効果があったと思われるのが、マーガリンをやめたこと。

エキストラバージンのオリーブオイルに変えたことがあります。

 

そのほか、毎日一つ梅干しを食べるようにしてから疲れにくくなってきました。

 

そして、以前よく食べていて、倒れる少し前からほとんど食べなくなっていた

父の育てた葉物野菜を食べるようになりました。

 

父は胃腸が弱く、若いころ鍼灸の先生の治療を受けていました。

その時、先生が「肉が合わない体質だから自分で育てた野菜を食べるように」と

教えてくれてから自分で育てた野菜を食べるようになったようです。

お蔭様で、私は子供のころから野菜を食べていたのです。

 

野菜に多く含まれる食物繊維が栄養素として認められたとかラジオで聞きました。

腸内細菌の餌になっているから栄養素として扱うことにしたのか。

食物繊維は栄養というよりも、排泄を助けるためのものというイメージが強いです。

 

でも確かに現代人にとって一番意識して積極的にとらなければならないものは

食物繊維かもしれません。

 

父は子供の頃、体をこわしてしまい20歳まで生きられないんじゃないかと周りに

思われていたようです。親戚の伯父さんが教えてくれました。

 

鍼灸の先生から教えてもらった食生活に変えて50年以上経ちますが、父は元気に今も

畑で野菜を作っています。

 

食物繊維の多い食事です。

父が体調をよくするときには、毎日どんぶり一杯の葉物野菜を食べていたそうです。

今は、そこまで多くは食べませんが、必ず野菜は食べています。

ちなみに野菜と言っても火を通します。

生野菜やサラダにはほぼ手を出しません。

茹でたものを主に食べます。

ほうれん草、不断草、かき菜からし菜、大根葉など。

葉物野菜が父の体を救ってくれました。

ちなみにバランスのいい30品目の野菜は食べていません。

そんなにたくさんの種類の野菜がとれる畑なんてないと思います。

季節によっても偏るのが自然界です。そういうバランスって何か違和感感じます。

だから私は一日30品目の野菜を摂るという考え方は不自然で、なんか嫌なんです。

 

私も今まで体調を崩した時を振り返ると、父の育てた野菜を食べる量が減っている

時だとわかりました。

 

サプリなどの健康食品はたくさん出回っていますが、加工工程の少ない野菜が

体にとって重要な働きをしてくれると感じています。

 

人が口にしている物ってなんだろう?って考えていくと、エネルギーだと思うんです。

確かに、いろいろな栄養素もわかってきましたし、その働きもわかってきました。

でも、自然食品から取れるビタミンCと、違う形で作られたビタミンCが体の中で

同じ働きをするとは思えないんです。

そこには生命としてのエネルギーの働きがあって、食事とは何かの命を頂くことなハズ

です。単なる物質を食べてるだけじゃないハズです。

そのもとをたどれば、太陽のエネルギーを分けていただいてるんです。

 

肉を食べると元気になる!そういうイメージもありますしそういう感じもします。

でももし、牧草が一番太陽のエネルギーがあって、それを食べた家畜に太陽の

エネルギーが移って、家畜の成長のためにエネルギーが使われて、私たちが肉として

食べる頃には太陽のエネルギーが少なくなっていると考えると、野菜を食べた方が

太陽のエネルギーを効率よく取り入れることができているかもしれません。

野菜を食べると元気になる!・・・ポパイがそうでしたね。

 

それは、どうかはわかりませんが、

加工食品の多くに、精製され過ぎた小麦粉、砂糖、塩、化学調味料が使われ

市販の食パンにははぼマーガリンが使われています。

これらを避けたら食事が成り立たなくなってしまいます。

避けようとしても避けられないのなら、有り難がって感謝して食べようと思います。

そして、食物繊維をしっかりと摂って体に不必要なものは吸収しないようなバランスが

必要なんだと思いました。

先生のアドバイスが正しいとは限らない。なぜ痛いのかと何のために痛いのか。

こんにちは。

 

昨日、出張施術に行った時のお客さんとの会話の内容が驚きだったので

「この話、ブログに書きます。」と考える前に口から出てました。

(私、整体家です。)

その方は、今は膝の痛みは無く過ごしています。(18日の記事の方です)

 

膝が痛くて半年ほど通院しながら過ごしていた時期の話だったのですが、

「安静にしていてください。」っていうアドバイスだけじゃなかったようで、

その時の先生のアドバイスは、

「これ以上、膝が悪くならないように膝は曲げないように過ごすように。」

だったそうです。

 

 膝の痛みが酷くなる以前に何度か施術をしていて。その時は、

右肩が痛くてバンザイできない状態でした。膝の痛みがありましたが、数回の施術で

肩の痛みは無くなり、膝の痛みは少し残るものの正座ができる程度には調整できて

いました。

 

普段の体の使い方、膝を曲げる時の注意点を伝えて終了しました。

 

何か問題があれば、連絡がくるはず・・と、思っていたのですが、

お孫さんの子守で抱っこをしたり、犬の散歩で膝が痛くなったため近くの先生に

診てもらっていました。

 

 

その先生のアドバイスが、

「これ以上、膝が悪くならないように膝は曲げないように過ごすように。」

だったのです。さらに、

「棒のように脚をまっすぐ伸ばして過ごすように。」

とも、言われたようでした。

 

この言われ方だと、膝を伸ばす太ももの前側の筋肉が縮みっぱなしになります。

真面目なその方は、一生懸命、悪くしないように膝を伸ばして過ごしていました。

 

ちょっとマニアックな話になりますが、太ももの前の筋肉は膝を伸ばすため縮みますが

日常生活での働きは、膝を曲げながら体重を支えることが圧倒的に多いのです。

イメージしにくいかもしれませんが、筋肉が伸ばされながら縮む力を出しているのが

日常の動作、働きなのです。ただ膝を伸ばすためだけに働くことは少ないのです。

 

変なアドバイスをされたものだ。

片足伸ばして歩くことで、どれだけ腰に負担がかかるかわかっていないのだろうか?

数か月宇宙で過ごした宇宙飛行士の骨が筋肉に吸収されてしまうことを

知らないのだろうか?

損傷で構造が変われば、機能も変わるのを知っていても、

機能を変えたら、構造が変化してしまうことを知らないのだろうか?

肩が痛くて腕を上げなくなった人の腕を上げる筋肉が脂肪組織に変わることを

知らないのだろうか?

バンザイしなくなったらバンザイができなくなることを知らないのだろうか?

曲げなくなった膝は、いづれ曲がらなくなってしまうことを知らないのだろうか?

 

腰と肩が辛くなって私の施術を受けてくれることになった時には、以前の膝の可動域は

失われていました。

「膝をかばっているのに、どんどん悪くなっていて・・・」

そりゃぁそうでしょうよ。かわいそうに。

「これ以上悪くなったら手術しかないと言われているし、孫がもうじき増えるから

息子にはそれまでに手術して治してくれって言われるし・・・孫の子守をしてほしい

のはわかるんだけどさ。手術して良くなる保証もないじゃない。いやになっちゃう。」

「手術か。。。」

私は、整体家ですから診断も治療もできません。

整体ってのは、治る体に直すことですから、体と心が元気を出せるようにするまでが

仕事で体と心を治すのは本人の力に頼っているわけです。

治療をすると言えるお医者さんと比べたら知識は劣るでしょう。

でも、こちらも手の感覚でいろいろな体の情報を感じ取る術を持っています。

膝が痛くなく過ごせる保証はできないまでも、楽に過ごせる希望は見せたい。

 

本当に手術は必要なのか?

手術をしなければならないほどの状態になっているのか?

 

施術が終わり、膝も楽になった様子を見て安心しました。

正座はまだちゃんとできませんが、アドバイスをしてその日の施術は終了しました。

 

施術が終わると、お茶を出していただきました。

治療とか治すとか言ってはダメなんですが、

考えていることと思いを正直に言わないと気が済まなくなっていました。

何とかしたいし、何とかできると思う。

正確じゃないけど、こんな内容を話しました。

「今日の施術後の膝の様子を見る限りでは、手術は必要ないと思います。」

「ほんと!?」

「わかりません。レントゲンも見てないですし、実際切れかかってる筋がなにかも

確認できません。僕の施術を受けた後、楽になっている事実があるから、膝を動かせる

範囲でしっかり使った方がいいです!」

「そうかも」

「僕の施術は運動をしたのと似た刺激が体に入ります。その刺激が入って楽になって

いるので無理のない範囲で膝を動かしながら過ごして様子を見ましょう。

痛みが無く階段の上り下りもできているから、手術を考えるのは経過を見てからでも

遅くないです。」

「そうしてみます」

「ただ、完全に痛みが無くなるには時間はかかるかもしれません。」

「大丈夫です」

一週間時間を空けて次の施術の時に様子をうかがいました。

階段の上り下りが辛くなっていました。でも、前回までの痛みは戻っていません。

 

痛みについても話をしました。

もし、痛い感覚がなくなってしまったら、間違えた体の使い方に気が付かづ、

すぐに体を壊してしまうでしょう。

だから、痛みは必要な感覚だし、それ自体が悪いものではありません。

なぜ痛いのかを探れば間違えた体の使い方、無意識に行ってしまう癖が見つかります。

何のために痛いかを探れば、自分を守るためそれ以上動かさないでというメッセージ

がみつかります。

それ以内であれば、動かしても大丈夫というメッセージでもあると思うのです。

 

週一回、地域で行う高齢者が参加している体操をする集まりがあって、

以前参加していた話をきいたので、もう一度参加してもらうことにしました。

 

半年間、脚を曲げずに棒のようにして過ごしていたたため、

太ももの筋肉は日常の働きができずにいたため細くなっていました。

 

これは、見過ごせません。

 

膝の異常は、足首、股関節の問題などから発生し、膝を曲げる動作に悪い癖がつくと

膝が壊れないように、膝に痛みが発生します。

足首と股関節をいい状態にして、悪い癖を無くせばほとんどの膝痛は無くなります。

でも、太ももの筋肉の機能が落ちたままでは、正しい動きができないのです。

 

体操をする集まりはで行う内容は、軽い筋トレ、

ゆっくりした動きで組み立てられていました。

日常動作に少し負荷を加えた程度の運動です。

 

運動で少し無理をすると、膝に水がたまったような浮腫みがでますが、

施術で筋肉をほぐすとその場でスッキリしました。

 

左右の太ももの筋肉が揃った頃、朝も昼も夜も階段の上り下りで膝が痛くなることは

無くなり、日常動作での膝の痛みは完全に無くなりました。

 

正座は施術後すぐなら痛みなくできますが、正座のままで数分経つと痛みがでます。

 

それでも、施術結果に納得していただけ、手術しないで膝の痛みが無く

過ごせるようになったことを喜んでくれています。

 

今では、月に一度定期的な施術を受けてくれていますが、その度、真っ先に

膝の様子をうかがってしまいます。

「痛かったのがウソのよう」

 

痛くならない状態までになった時、車の運転をしながらの帰り道

いやになっちゃうと言っていたあの気持ちが今は大丈夫と前向きになっていること

手術をしなくても膝の痛みが無く過ごせていること

辛かっただろうこれまでのことが浮かんできて、

大丈夫だと言える今に至れたんだと安心したら、涙が流れていました。

 

本当に、よかった。

アドバイスする側は細心の注意とちゃんと経過観察をしないとダメです。

アドバイスを受けても、鵜呑みにせずに自分に合っているかの見極めをして

無理はしないことです。

 

読んでいただき ありがとうございます

人間は皆、お尻が大きい。腰痛、痔にも骨盤底筋って、大事。

おはようございます。

 

腰痛の人の特徴をみてて気づいたんです。

尻の力が抜けてるなって。

 

お尻が大きい人間 

人間って他の動物と比べると、お尻の比率が大きいって知ってました?

私は、整体家になるまで考えたこともありませんでした。

 

二足歩行の人間のお尻が大きいってことは、お尻の筋肉は、

二本足で立つ時、二本足で動くときにたくさん使うからだと知りました。

 

骨盤底筋群

解剖学の本とか見てて思うんです。

人間の体って、どこか無理してる。と。

5kg以上ある頭を一番上にのせて、細い首で支えて、二本の足で立つ。

立った時のバランス感覚が無くなってくると、すぐに体の具合も悪くするような作り。

そして、直立した時に肛門の上に内臓がある。

そりゃイボ痔になるわな。と、思っちゃうんです。

右側の大腸なんて、重力に逆らって内容物を上にあげてくわけでしょ?

そりゃ便秘になるって。と、思っちゃうんです。

本来の体の使い方・・

緊張するべきところに力が入って、緩んだ方がいいところは力が抜けている

状態が変わってバランスが崩れると体調が悪くなってきます。

いい姿勢は、無駄に力を必要としないので長時間楽でいられるのですが、

全身の力が抜けているわけでは無く、軽~く姿勢を維持する力は使います。

で、この姿勢を維持するのに要になる筋肉が骨盤底筋群なのです。

 

この骨盤底筋群に程よく緊張があれば、構造的に肛門の上に内臓があっても

問題が起きにくいのです。

骨盤底筋群の一つに肛門括約筋があります。肛門を締めると臀筋(お尻の筋肉)と

腹筋も程よく緊張して天然のコルセットを作ります。

その腹筋で作られた圧が内臓の下垂を予防して

腰にかかる負担を減らし、体の軸を垂直に立てるための背中の筋肉が働きやすく

なるためいい姿勢が楽にできるようになります。

 

そうなると、人間の体は良くできてるんだなぁ~神様すげー!

と、感動します。

 

反り腰、内股の多くの人は、肛門の締りが無くなって腰痛になっています。

受け腰でお尻の筋肉が縮みきってるがに股のおじいちゃんも、

筋肉が働きにくい状態だから締りが無くなっているかもしれません。

 

締めると言ってもしなやかさのある状態です。カチカチに力を入れるのとは違います。

腹筋も程よく軽~く緊張した状態がいいので、カチカチに固まって動かないのとは

違います。しなやかさが大切です。呼吸の度に動くくらいに!

 

丁度良い加減

と、言われても、どうしたらその加減ができるのか?

難しいですよね。肛門を締めることに意識をしながら日常を過ごすことなんて

ちょっと無理。

 

で、試してほしいのが、

口をすぼめて、肛門を締めた場合と、口をぼけ~っと開いて、肛門を締めた場合、

どちらが締めやすいですか?

口をすぼめた方が締めやすかったと思います。

人間の体の不思議で、同じような形、働きをする筋肉は緊張しあったり

緩みあったりするのです。

 

なので、骨盤底筋群に程よい緊張を作るには、口を閉じるといいのです。

 

私は以前、武術の練習で腹圧が高い方が技の極まりがいいなと感じ、

普段から腹圧をかけていました。

 

・・・イボ痔になりました。

 

痛いです。肛門の力が抜けるとなにか出てくるのです。

いろいろ調べてみたら、血行不良が原因とわかりました。

肛門に力があれば、腹圧で下がってきた血を押し戻すことができるんですが、

そのころ締りのない状態だったので自分でイボ痔の状態を作ってしまいました。

 

で、それから肛門を締める生活がはじまるのですが、なかなか身につきません。

力の入れ加減もわからず、変なとこがつりそうになります。

 

それで気が付いたのが、口を締める方法でした。

普段は、口を締めることに少し意識を向けます。

ぼーっと口を空けないようにする程度です。

 

 

病院へ行く時間も作れそうになかったので、ボラギノールを塗って、

口を締めて生活をするようになりました。

数週間もしないうちに(正確な日数は忘れました)イボ痔の症状は消えていました。

 

それ以来、再発もしていません。

 

重い荷物を持つ時などは、口をすぼめて口から息を吐くようにします。

この時は少し肛門を締めるようにも意識します。

多少重い荷物を持っても腰が重くなったり痛くなることが無くなりました。

 

勉強していても自分に活かしていなかった

産後のママさんたちのケアもしています。

そのために、骨盤底筋群のことは学んでいました。

自分がイボ痔になる前に。。

そうなるまで、自分にちゃんと活かせていなかった。学んだことが。

残念でしたが、先に学んでいたのですぐに解決方法もわかり活かすことが

できたので結果良かったです。

それから、学ぶ姿勢も変わりました。

知識だけでは無く、感覚を自分の体にインストールするような感じです。

できたつもりになるのが一番もったいないですね。

反省しながら、勉強します。

 

特に、産後のママさん。ダイエットをしている人には読んで欲しい。

参考になる一冊。

 

骨盤力 フランクリンメソッド

骨盤力 フランクリンメソッド

 

 

膝痛。変形性膝関節症の診断とそりゃないよっていう理由。

こんばんは。

 

私、体を楽にする整体をやっています。

 

動かすと痛かったのに、体を整えると痛みが消えてしまうことってよくあります。

 

ある日のこと、膝の手術を勧められている人から施術の依頼がありました。

肩と腰が辛いから楽にしてくださいとのことですが、膝のことも教えてくれました。

 

あらら。かわいそうに。

「それで、手術はすると決めたんですか?」と訊ねると、

「手術は嫌なんです。やっぱり怖いし。」と。そうですよね。。

「では、なんて診断されました?」

「変形性のなんとかって。膝が曲がっちゃってるみたいなの。

それに、膝の筋が切れかかっているみたいで、このまま無理すると切れてしまうから、

なるべく膝を使わずに安静にしていなさいと言われました。」

「そりゃ大変なことになってますね。で、どんな治療を受けてますか?」

ヒアルロン酸の注射をうってもらいますが、痛みがもどっちゃって。

何週間かしか、もたないの。」

勿論、私はお医者さんじゃないので膝の治療はできません。

けど、全身を整える上で、膝の様子もみさせてもらいました。

痛い左膝は直角に曲げると痛み、しっかり伸ばせない状態です。

「水が溜まってますね。変形性膝関節症といわれました?」

「そうそう、それです。なんか、歳のせいみたいです。」

「え??」

「変形性のなんとかって、歳のせいって整形の先生が言ってました。」

「・・・・痛いのって左膝だけですよね?」

「はい。右膝は全く問題ないです。」

整形の先生がいろいろな可能性を考えて一番伝わりやすい表現で原因を説明したのか、

ただ、手術を受ける決断をしてもらいたくてそう言ったのかはわかりませんが、

この質問をせずにはいられませんでした。

 

「右膝も同い年ですよね?」

 

そして、期待通りの答えが返ってきます。

「おかしい~何言ってんの?そうに決まっているじゃない。」

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「ですよね~。では、なんで右膝は痛くないのでしょう?

「あら?」

僕には2つの疑問がありました。

まず、膝の痛みが歳のせいなら、右膝も同じように痛くなっているはずでは?

そして、本当に、変形性膝関節症という状態が痛みを出しているのか?

と、いうことです。

 

「施術しましょうか。楽にしたいのは肩と腰ですね。」

 

私は、こんな会話を仕事柄よくするのですが最近まで気づきませんでした。

一部の先生に見られることですが、

患者さんの痛みを無くすためを中心において治療をしていないのです。

(そういうものなのか??)

変形性膝関節症の治療をしているのです。

 

患者さんは変形性膝関節症を治したいわけでは無いんです。

膝の痛みを無くしてほしいのです。

 

そもそも、治療とは痛みを取り除けばいいってものでもないのでしょうけど、

患者さんの気持ちを置いてきぼりにして

 

変形性膝関節症=膝の痛み

 

って決めつけてないですか?と。もうそろそろ、

手術するべきパターンと、そうではないパターンを見分けてくれてもいいじゃない?

と思います。 

ヒアルロン注射にしてもそうです。とりあえずうてば楽になると注射してるのでは?

上手くなるほど練習の場も与えられてこなかったでしょうに。

ある先生から聞いた話です。

日本に数名しかいないと言われるくらい、

ヒアルロン酸の注射をうつのは難しいというのです。

正確な場所にうたないと、水が溜まります。

異物が入ってきた反応です。

勿論、膝の調子が悪くても水は溜まりますから、ちゃんとうてているかどうかは判断が難しいのでしょうが。

 

それは私が考えても仕方のないことです。

今、目の前にいる人のために。私の全ての技術を捧げるだけです。

 

足首、股関節周りを調整し、太ももの筋肉の異常に硬くなっている部分を緩め、

体の重心線を中心に合わせていきました。腰も肩も楽になりました。

そして、浮腫んでいた膝がすっきりしていていて膝の痛みもほぼ無くなっていました。

 

施術の後、体が軽くなったのを確認するため階段の上り下りをしてもらいました。

全く痛みが無い。とのこと。

変形性膝関節症は治ってないと思います。この時点で。一回の整体の施術で。

でも、痛みは無くなりました。

これって、変形性膝関節症と痛みは直接関係ないってことだと思うんです。

正座はまだ痛みがでるとのことだったのでエクササイズを教えて、

その日は終了しました。

 

2年ほど前の話です。

施術の間隔は徐々に伸ばし、月一度の歪みのケアをしています。

これまでには膝の痛みが出てしまうこともありましたが、

お孫さんを抱っこするときの姿勢、膝の使い方や、

犬の散歩での注意を守り今でも手術せずに過ごしています。

 

膝の痛みは歳のせいではなかったのです。

歳のせいなら、歳を重ねた2年分痛みが酷くなっているはずですから。

 

今日、本屋さんに行ったら膝の痛みを自分で治すための本が

たくさん置いてあって、いろいろな方法がありました。

ある本の著者の先生は9割は自分で治せると言ってます。

膝痛は、ほぼ、手術は必要ないように思いました。

数年前とは違います。きっと、自分に合った方法が見つかります。

 

カラー版 9割のひざの痛みは自分で治せる (中経の文庫)
 

 

私が施術を重点的に行った部位は足首と股関節周り、太ももの筋肉。

ここは、膝のケアにも適している部位です。

重心の位置、重心線が体の中心に戻ることを目標にすると良い結果になるでしょう。

 

読んでいただき ありがとうございます