qsokuの日記

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腰痛の改善 予防に筋トレ スクワットは効果があるのか

腰痛の改善 予防に筋トレ スクワットは効果があるのか?

無いと思います。一般的な方法では。肝心なところが伝わっていないと思います。

 

私が以前ぎっくり腰になった時の話ですが、腰を真っ直ぐ立てていないと痛くて動けませんでした。

少しでも傾くと激痛です。がたがた道を走行してて、少しでも車が跳ねても痛みがでます。

それでも、当時は配達の仕事をしていましたから約20kgの荷物を荷台に載せたり降ろしたりしなければなりません。

どうしたかというと、腰を真っ直ぐたてたまま運ぶのです。

重力に対して垂直に腰を立てると重い荷物も運べました。

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真っ直ぐです。腰は反らさず、丸めずです。

この姿勢は太ももの筋肉をたくさん使います。

でも、腰の筋肉はほとんど使いません。骨で支えているからです。

ちなみに、人の骨は500kg~700kgの重さに耐えられるらしいです。

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それまでは、腰を落とさずにこんな姿勢で荷物を持ち上げることが多かったのですね。

この姿勢だと、太ももの筋肉はそれほど使わないけど背中と腰の筋肉をたくさん使います。

腰の骨が斜めになっているので、筋肉で支えるしかない姿勢です。

骨にも垂直な力ではなく斜めの力が加わるので、本来支えられる重さを支えることができません。

 

普通のスクワットって上半身が前傾姿勢(下の絵のよう)になりませんか?

臀筋(お尻の筋肉)にも利かせる~意味もあるのでしょうが負荷をかけてしまうと臀筋の前に脊柱起立筋が耐えられなくなってしまいます。

上の絵は、お相撲さんの腰割の姿勢に似ています。

この姿勢から立ち上がる時は、お尻の穴を締めるようにします。

そうすることで、太ももだけではなく臀筋の力もかりることができ楽に立ち上がることができます。そして、お尻の穴を締めると下っ腹に圧がしっかり入ります。下っ腹の圧は腰を安定させるので腰が楽になります。

 

私の腰痛 改善 予防のエクササイズはスクワットではなく、腰割です。

 

腰の筋肉の脊柱起立筋を鍛えるのではなく、使わなくていいように周りを整える意味があります。

腰の筋肉ではなく、骨で支える

そういう体の使い方ができると、腰痛にならなくなります。

 

追記

スクワットでも、やり方により腰痛予防の効果があることが自分の体で試してみてわかりました。

ポイントは立ち上がるときに、骨盤底筋群が締まるようにすることです。

また、重い物を持ち上げない動作の場合は腰を落としたときに前傾姿勢に成るのが自然です。

例えば椅子に腰かける時などは前傾姿勢になりお尻を後方に突き出します。今度は立ち上がるときは、前傾姿勢になってから立ち上がります。この立ち上がるときなど、前傾姿勢になったときに骨盤底筋群を締めると楽に立ち上がることができます。

この、椅子に座ったり、椅子から立ったりする時と似た動作で骨盤底筋群を意識しながらのスクワットは日常動作にも活かせる動きにもなるのでとてもおすすめです。

 

たとえ重い物を持つ動作でも、頭が体から前に出た分、お尻を後方に突き出せばバランスがとれるので多少腰への負担が軽減します。

仕事などでは、いつも腰を労るベストポジションがとれるわけではないと思いますので、バランスに注意して腰を労ってください。